燕三条企業トレーディングカード 匠の守護者 を皆さんご存知でしょうか?

「燕三条企業トレーディングカード “匠の守護者”」とは、燕三条の企業を擬人化し、そのキャラクター達でトレーディングカードを製作・販売したものです。2018年三条商工会議所青年部 燕三条セールス委員会の企画により同年冬から製作を開始し、翌年2019年3月に第1弾、10月に第2弾、2021年3月に第3弾が発売されました。

 田中衡機工業所は、第2弾の企画で、「秤屋 守(はかりや まもる)」として参戦いたしました。

プロフィール

属性:土属性

古く伝統ある町の、名もない職人の手によって丁寧に作られたはかりが、突然、意志を持ち守護者として誕生した。

大きな盾で仲間を守り勇気を分けてくれる頼りになる守護者である。その盾は敵の攻撃を防ぐだけではなく跳ね返すことも可能。勇敢でありながら正確な判断できる彼だから使いこなせる技である。

そんな彼も背後からの攻撃に弱く、戦闘時は信頼する仲間に背後を委ねている。

スキル

スキルの部分は田中衡機の企業理念から考えられています。

☆はかり屋魂「ただしく、ながく、かんじよく」

 →盾で攻撃を跳ね返す

☆失敗は宝

 →ピンチのときこそ踏み出す勇気を仲間に与える

☆メンテナンス

 →自分と仲間のHPを回復し、武器を修復する

☆基準

 →仲間の攻撃命中率アップ

☆三方よし

 →周囲をシールドで守る

モチーフ

秤屋守くんの武器は、分銅の盾!こんなに大きな分銅を片手で軽々持っているなんて、とても力持ちですね。

右手の丸い盾と腰の飾りは後藤分銅です。

これは江戸時代に両替商が用いた分銅です。当時の通貨であった銀は重さ(量)で価値を決めていたので、後藤分銅ではからなければいけませんでした。現在も、銀行の地図記号は後藤分銅をモチーフにしています。

モデルになった分銅はこちら。

左手の四角の盾は、枕型分銅です。ひょう量の大きなはかりの校正に適した分銅で、社内でもよく使われています。

モデルになった分銅はこちら。

背景には自動台ひょうと上皿天秤が合わさったはかりがあります。どちらも学校で見たことがある!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

上皿天秤は現在の田中衡機では制作していませんが、自動台ひょうや、上皿さおはかり(上かん)などの機械式はかりは、現在も作り続けられています。職人によって手作りされた機械式はかりは、田中衡機の魅力の1つです!

制作してくださった日本マンガ・アニメ専門学校(JAM)キャラクターデザイン科の学生さんに感謝してもしきれません。素敵なキャラクターを生み出してくれてありがとうございます!

燕三条企業トレーディングカード 匠の守護者の公式情報は下記からご覧いただけます!(※外部リンク)

燕三条企業トレーディングカード匠の守護者公式サイト

日本マンガ・アニメ専門学校トレーディングカードプロジェクト公式ページ